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今日は秋葉原駅近くの役所で用事を片付け、そのまま秋葉原から散歩を始めた。 ![]() いつものありふれた電気街だけど、50年前、30年前とはずいぶん変わった。 初めて電車の窓から夕暮れのこの街を見下ろしたときは、ネオンや店舗の照明で、この街全体が輝いて見え、(東京は、夜でもこんなに煌々と輝いているのか!)と驚いたものだが、今はそれを普通と感じている。
だから、変哲もない街の風景も撮って、フォトブックに入れておく。 駅前のビルには、電気製品の店もあれば、ゲームセンターもあり、このところ新型コロナのための入国規制が緩和されて、外国人の姿も多くなってきている。 ![]() 「(電気・電子)部品市場」の道路側では、店番の人が手持無沙汰な様子で通行人を眺めている。 ゲーム屋さんの前では、秋葉原の風物になったメイド・コスチュームの女の子たちが店への呼び込みやビラ配りをしている。 ![]() そういえば、昔はラジオ会館や部品市場の他のビルでは、冷蔵庫や洗濯機、クーラーなどの家電の販売店が並んでいたが、今はゲームや玩具の店が多くなっている気がする。 ![]() コインを入れると玩具やフィギュア入りの玉が出てくるガチャポンの自販機の並んだ店もあり、(横文字でも”GACHA SHOP”で通じるらしい、)孫たちを連れてくると、いくつか買うまでは根が生えたように動かなくなりそうだ。 途中、ビクターのマスコットの犬が麦わら帽子を被って、暑そうに首をかしげている。 その先に地下鉄の末広町駅の入り口がある。ここは中央通りと蔵前橋通りの交差点。 ![]() さらにその中央通りを北に向かう。 通りの東側の歩道は日差しが強すぎるので、横断歩道を渡り、日陰の歩道を歩くことに。 少し進むとY字路になり、本道を歩くと上野警察署の黒門交番。 時代物の小説を読んでいると「黒門町」という地名が時々出てくる。 そういう古い町名に出会うと、なんとなくタイムスリップした気分になる。 その交番の脇を通り上野松坂屋前のバス停。その先には、地下鉄銀座線の上野広小路駅、日比谷線の仲御徒町駅、JRの御徒町駅に通じる地下道の入り口が口を開けている。 ![]() 春日通りとの交差点角に「上野広小路亭」があり、幟が翻っている。 いままでに何度も通った道だけれど気が付かなかった。 ![]() その先の区画には「鈴本演芸場」があり、その隣には建物は新しいが、老舗の雰囲気を漂わせる漬物屋さんが「酒悦」の大きな看板を揚げ、時代を思わせる樽を店先に並べている。 ![]() 50年前のこの店で買い物をしてみたかった。 と言うのも、先日、はるばると軽井沢近辺に行ったけれど、私が買ったのは、旧軽井沢の名物土産ではなく、帰りのサービスエリアで求めた地元の「溜まり漬け」ひとつだったから。 細い路地の上野仲町通りを横切り、その先の不忍通りを左に折れて、不忍池へ。ここも「困った時の不忍池・上野公園」で、来るとなんとなくほっとする。 池のほとりではベンチや植え込みの石段に腰を下ろしてひと休みの人や、近くで買い物をして自転車の前かごに袋を乗せて行きすぎる人、ハスの池の木道を散歩する人、さまざまな昼下がりを過ごしている。 見上げると、池のほとりの立木の枝にはハトの群れも一休み中。 おにぎりを食べ、麦茶を飲んで人心地つき、不忍池の木道を半周する。 (疲れて、もう一周はできない) 蓮の花は最盛期を終え、大きな葉の間に、文字通り「蜂巣」のような花托が顔を出している。 葉の大きさは直径が60pから80pあり、小さな子供の傘になりそうだ。 そういえば、7月の終わりごろ、この近くに住む人会った時「今、ハスが満開だよ」と言われたけれど、時間がなくて来られなかった。来年は7月ごろに来てみようか。 ![]()
池を離れようと、ふらふら、(よたよた、) 朝倉文夫の「生誕」の像の足元の空き地で、7,8人の男女が思いおもいに地面や石段に座り、暑気払いの宴会をしている。 路地を抜けて上野公園の入り口に行き、2,3枚写真を撮って今日の散歩は終わり。 ![]() ![]() |